有限会社 造園土木 植清園は、緑を扱う性質上“環境企業”そのものであると自負してまいりました。
しかし2004年3月31日にISO14001を認証取得し、活動していくうちにあることに気付かされました。
環境企業であるはずなのに、悪影響も及ぼしていることに。
つまり緑を増やしたり維持管理するにあたって、多くの機械や重機を使用します。
植木の剪定をすればするほど剪定クズが増えます。化学肥料や薬品も使用します。資料を作ったり図面を作ると紙や電気も使います。頑張って営業すればするほど、車の走行も増えます。
紙・ゴミ・電気・・・ISO14001の中では3種の神器と言われていました。
まずはこれを削減していけばいい、そのように考えられていましたので我々はその他に、燃料の削減、剪定クズの削減などを目的・目標に掲げ活動してきました。
しかし規模の小さい我が社では、紙を減らしても電気を減らしても環境にいいことをしたという実感が湧きません。
逆に仕事を頑張ろうとすればするほど数値は悪化し、究極の施策は仕事を頑張らないこと・・・そのような矛盾を感じていました。
しかし議論を重ねた末の発想の転換によりようやく進むべき道が見えたのです。
それがこの「Team Plus ∞ −プラス思考の環境活動−」です。
マイナスの環境影響だけではなく、プラスの環境影響に重点を置いた環境活動です。
我が社は緑を扱う会社です。その緑を増やすこと、そしてしっかりと維持管理し、よりよい生育を促すこと、それによって CO2の吸収を高めようという考えです。
もちろんマイナスの影響をなおざりにするわけではありません。こういった理念のもとでお客様には最大の利益をもたらし、そして社会貢献につながるような仕事の進め方を追求していきます。
さらに今年度より「緑で笑顔を」という理念をプラスしました。
よもすれば機械的に緑を増やせばいいという発想になりかねない活動を、「緑」による笑顔をより多く生みだそう という意識に変えようというものです。弊社の環境活動、いや事業活動は何か?と問われたときに、「緑を増やす」ではなく「笑顔を増やす」と言えるようにしたいと考えます。