造園土木一式 企画・設計・施工・管理

コラム

2009年05月のコラム

 群馬営業所の宮地です。
 先日、目にした記事で興味を引くものがあったので書きたいと思います。それは市町村の合併についてです。平成の大合併も一段落といった記事でした。この大合併とやら今までにも明治の大合併、昭和の大合併とあって、明治の大合併の前には町村(明治時代には市はなかった)の数はなんと70000超、それが16000弱に減り、その後減り続け昭和28年に10000を割りました。そして昭和の大合併でさらに半減し4700弱、平成11年には3200ほどとなり、今回の大合併で1800弱となりました。
 わが群馬県大泉町も隣接の太田市との合併協議が進んでいましたが、先月の町長選、町議選で合併反対派が勝ち合併はなくなってしまいました。合併したほうがいいのか、しないほうがいいのか、それぞれいいことしか言わない、またはそれぞれ相手の悪いところしか言わないので判断が難しいですし、個人的な政治思想なのでここで意見を述べるつもりはありません。
 いま企業などでも選択と集中ということが言われて久しく、市町村の合併もそういった流れのものだと思います。しかし現在1800の自治体が昔は70000もあったというのにはかなり驚きました。ただ今でもわが町でもいくつもの区に分かれていて、30以上の区に分かれています。それが昔のひとつの町村だと考えると70000という数字は納得できるものであります。区には区長さんがいて、公民館というものもあって、そう考えると合併しても実際細かい部分は昔のままなのかと思いました。
 日本ラグビーの変革者、大西鐡之祐氏が唱えた「接近・展開・連続」という戦略を示した言葉があります。サッカーの現日本代表監督岡田氏もこの言葉を使いました。合併を接近とするならば次は展開、合併を選択と集中とするならば次は分散がやってくるのではないと私は思っています。世界の国という視点で見ると、ソビエト連邦はじめ共和国など独立が進み分散しています。もちろんそこには民族問題や宗教問題が絡んでいるので、それを日本の市町村に当てはまるとは思いませんが、大合併の動きと国家の独立の動きは相反するもののような気もする一方、一連の流れであるような気もします。このまま合併が進んで道州制なども進むと、今度はその道州が独立するなんてことまで発展するのではないかと思ったりもするわけです。
 日本人は、今回のインフルエンザの一件でもそうですが、ある一つの方向に一気に流れてしまう性質があります。道州制になってそこの長の方がとてもカリスマ性があって民衆をグイグイ引っ張るような人間であれば、独立なんて話しが出てもおかしくないような気がします。70年代に若者のマグマが学生運動という形で噴出したのと対照的に、今の若者は冷めているという見かたがされていますが、なにかきっかけがあれば噴出するマグマの元はみんな持っていると思います。年金格差、現在70歳の方は支払った額の6.5倍もらえるそうです。若い世代は2.5倍程度らしいです。政治家も票の取れるお年寄り向きな政策を取るのは当たり前で、そうなってしまうのは選挙にも行かない若者の責任でもあるのですが、そういった不満がいい形で爆発させなければいけないと思います。私も先日40歳になり若い世代とは言えなくなってきたのですが、町や区などの会合などでは若手と言われています。裏を返せば、そういうところでお年寄りががんばってるからいつまでも若手扱いされてしまうわけです。以前70000もあった町村のレベルで、若者が台頭できていない状況で国を引っ張れるわけがありません。結局今まで日本を引っ張ってきたお年寄りに依存して負けているのが現状だと思います。いい歳した中年が若手と呼ばれないようにがんばらなければなりません。
 今年のゴールデンウィークは、ただでさえ混む高速道路がさらに混んだようですね。休みの方も仕事の方も運転で疲れた方が多かったのではないでしょうか?前回のコラムでは祝日をあり方を考えてみましたが、国民一斉休暇もほんとに考え直していかないといけないと思います。
 さて、そんななか私はといえば家族で都心に向かいました。弊社も国民一斉休暇に合わせてしか休めないので、世の流れに沿うと全く流れない高速道路にのってイライラを募らせるばかりなので、逆行してみました。行きも帰りも渋滞に巻き込まれることもなく快適でした。
 写真は六本木のミッドタウンの芝生でくつろぐ私の足です。今回の旅も全くのノープランだったので、イベントなど何がやってるかなど知らずして向かいました。お昼を買って天気もいいし芝生の上で食べようと行ったらちょうどジャグリングが始まるところでした。場所をキープしてはだしで青々とした芝生に寝そべって、エビスビールにコンビーフサンド、そしてジャグリング、そして家族の笑顔・・・なんだかひとり妙に幸せを感じ、青い芝生の上をその緑の薫りを十分含ませながらやってきた風に鼻腔と、紫外線とアルコールに火照る顔に心地よさを感じ、ジャグラーの操るテクニックに酔っていました。そんな小説家になったような気分に浸ってひとり陶酔し、ジャグリングのボールに目が回ったせいもあってか、ジャグラーが熊田まさしに見えてきて、ここで熊田まさしのお下品なショーが見られるとはなんて幸せなんだと思えるほどすっかりリラックスできたゴールデンウィークでした。(二日後に発熱して寝込んでしまいましたが・・・)
 近所でも味わえたかもしれなかったのですが、芝生に裸足、この気持ちよさをあらためて実感できたのでよかったですね。そしてこの気持ちよさをもっと多くの方に感じてもらえるようがんばらねばと想いを新たにした私でした。